台風の進路に米軍の精度が使われるのは・・
台風の進路に米軍の精度が使われるのは・・
台風が九州・四国地方を襲っています。今回の台風、11号よりも12号が先に着てしまいましたね。
二つの台風が発生した場合には、先を行く台風のせいで後ろの台風が停滞してしまいます。海水表面温度が28度以上の海上にある台風は成長を続けてしまいます。
そのため、雨の材料をどんどん海水から吸い上げ、その湿った空気が日本にどんどん流れ込んできているのです。
2014年8月5日現在、四国や九州では大変大きな災害になっています。国道まで川のような光景になっていて、孤立している地域もあります。
今はとにかく、命を守って避難し、台風が通り過ぎるまでじっと待つしか方法がありません。
ところで、台風の進路予測は大変難しいものだということは、最近の天気予報を見ていればわかりますよね。
来るはずの台風が来なかったり、来ないはずの台風が直撃してしまったり、台風の進路というのは、高気圧の状況によって左右されるので、予測が非常に困難なんですね。
台風情報のサイトを見ていると、時に「米軍」という言葉が登場しますよね、米軍では兵士の安全を確保したり、政府が使用することを目的として、台風の進路予測を行っています。
台風の進路予測 米軍の精度に関する情報
日本で発表される予報では、台風の行先に円が書かれていることがありますよね。
あれは、台風が今後どのような進路をとるのか?という目安で、予報円に入る確率は、およそ70%と言われています。
高確率で当たる現代の天気予報からすると、まだまだ精度という点で不十分かもしれませんよね。
米軍の台風警報センターはハワイにあります。この台風情報はアメリカの政府機関が使用する目的で発表される情報ではありますが、一般の人もアクセスることができるのです。
日本の気象庁と米軍の予想、どちらの精度が高いというわけではありません。
もし、台風の進路の予測をしたいのであれば、気象庁と米軍、両方の情報を照らし合わせることで、可能性を導き出すしか方法はありません。
どちらの情報が正確だということはありません。
米軍の進路予測の特徴とクセ
米軍の台風進路予測は、比較的正確だ!という評価が多くされます。ほぼ予測通りの進路を台風が辿ってくることが多いというのです。
ただし、到達時間はあまりあてにならない模様で、毎回かなり速すぎる台風の速度を予測している模様ですね。
逆に気象庁の予測は、進路に関しての情報が外れが多いような気がしますが、到達時刻に関する情報は米軍のものよりも正確だと思います。
やはり、気象庁と米軍、双方の予測をうまくくみ取って判断する必要がありそうです。
台風の進路の予測は非常に困難です、気象庁と米軍の予報が両方外れることも珍しくありません。
それるはずの台風が直角に曲がって突然直撃・・なんていうこともありますからね・・、やはり自然の前では人類は無力なのでしょうか?