インフルエンザ2015年はいつからピークを迎えるのでしょうか?
インフルエンザ2015年はいつからピークを迎えるのでしょうか?
これから乾燥する季節を迎えるほど、
インフルエンザの感染件数が多くなっていきます。
2014年のインフルエンザ感染は、2月が流行のピークでした。
2015年冬までとなる今シーズンもおそらく2月ごろに感染が最も多くなるのではないでしょうか。
◇インフルエンザの予防接種時期と予備知識
・予約時期:2014年9月初旬
・接種時期:2014年10月1日~
接種回数:6ヵ月~13歳未満は2回 13歳以上は1回
インフルエンザワクチンで、インフルエンザ脳症を防ぐことはできません。
一番大事なのはインフルエンザを予防することです。
生後6ヵ月の赤ちゃんも接種することができます。
もしインフルエンザにかかってしまったら感染防止のため
「解熱した後2日経過かつ治療開始後4日を経過するまで」
は学校に行かない等の感染防止が必要になります。
◇2014年の流行の種類
・2013年12月まではA香港型(H3N2)が半数以上
・2014年1月以降はAソ連亜型(H1N1pdm09)が急増
中国では鳥インフルエンザが流行して多数の死者を出しました。
また韓国でも、鳥インフルエンザで死者がでました。
もしインフルエンザにかかったら・・
あれ?おかしいな・・と思ったらすぐに病院に行きましょう。
抗インフルエンザウイルス薬は発症から48時間以内に服用すれば
発熱期間が短縮されるとされています。
逆に症状が出た後では、効果が弱まります。
◇家庭でできる感染予防
インフルエンザは感染力が強いので
しっかりと対策をしないと家族にも感染が広がってしまいます。
・本人や家族は家でもマスクを着用
・少しの期間は感染者を隔離
・ティッシュなどは感染の大きな原因です、しっかり管理してください。
・加湿や換気をこまめに行いましょう。
インフルエンザは毎年のように、季節性の流行を繰り返します。
何年かに一度は大きな流行(パンデミック)を起こします。
昨年中国で流行した鳥インフルエンザ(H7N9)は
多くの人が肺炎をおこして20%以上の死亡率が報告されています。
「日本は安心」と思わずに、しっかりと予防対策をして
2015年こそはインフルエンザにならないようにがんばりましょう。